ABテストを自動判定するインテリジェントセレクションの紹介!#Braze
Brazeにはユーザーへのメッセージ配信をABテストする機能があります。
さらにインテリジェントセレクションという機能を使うと、ABテスト中のメッセージ配信でパフォーマンスが1番高いものに自動的に寄せていく便利なものもあります。
これを使うとABテストの期間終了を待たずに、自動で1番効果が高いメッセージ配信が使える!!という優れものなのですが、今回はそのインテリジェントセレクションの概要や設定方法をお伝えします。
インテリジェントセレクションとは
Brazeにはユーザーにメッセージを配信する機能として、キャンペーンとキャンバスという2つの機能があります。
各機能について簡単に紹介すると以下の感じです。
- キャンペーン…プッシュ通知・メール・アプリ内メッセージなどを用いてユーザーにメッセージ配信する機能
- キャンバス…キャンペーンの機能をジャーニー形式で設定し配信する機能
上記2つの機能にはそれぞれコンバージョンポイントの設定も含まれます。
冒頭でインテリジェントセレクションは「ABテストをしながら自動的にパフォーマンスが1番高い結果に寄せる」という紹介をしましたが、インテリジェントセレクションが判定するパフォーマンスの良し悪しは、各項目で設定したコンバージョンに対するパフォーマンスで判定されます。
インテリジェントセレクションは、実装中1日2回の頻度でコンバージョン率を分析し、より効果的なパフォーマンスを記録するものへ自動的にユーザー割合を調整します。
そのため1回配信のみで終わるキャンペーンではインテリジェントセレクションを設定することはできません。
定期的に配信するキャンペーンやキャンバスで活用することができます。
インテリジェントセレクションの設定方法
キャンペーンの場合
インテリジェントセレクションを設定する際は、複数のバリアントを用意しておく必要があります。
(バリアントが1つだけだと比較対象がないので当然ですが。)
バリアントの追加はキャンペーン作成時の①Compose Messagesで行います。
バリアントを追加したら③Target AudiencesでABテストの割合設定ができます。
ここの右上のインテリジェントな選択をオンにするとインテリジェントセレクションが設定されます。
あとは通常通り設定をするとインテリジェントセレクションがオンになった状態でキャンペーンがスタートします。
キャンバスの場合
キャンバスもキャンペーン同様、インテリジェントセレクションを設定する際は、複数のバリアントを用意しておく必要があります。
キャンバスフローの設定をするときにバリアントを追加でバリアントを2つ以上用意します。
バリアント追加は%の部分をクリックするとインテリジェントセレクションの設定画面が表示されます。
右上のインテリジェントな選択をクリックするとインテリジェントセレクションがオンになります。
あとはこのままキャンバスをスタートしたらインテリジェントセレクションがオンでスタートします。
インテリジェントセレクションの注意点
ドキュメントではインテリジェントセレクションの注意点についても記載されてます。
インテリジェントセレクションがうまく設定できない際の注意点なども書かれてますので、設定で詰まったりした方はまずこちらのドキュメントをチェックするのがオススメです。